施設通信
居宅介護支援事業所
高齢者虐待防止の研修を行いました。
2024-02-08
今月の研修は、高齢者虐待防止法です。
まずは「虐待の芽チェックリスト」を用いて、セルフチェックを実施。
次に基礎知識として高齢者虐待類型(ⅰ身体的虐待、ⅱ介護・世話の放棄・放任、
ⅲ心理的虐待、ⅳ性的虐待、ⅴ経済的虐待)を具体例と共に再確認。
そして事例概要を読み、二人一組でQ&Aを検討し発表しました。
私達には早期発見努力義務(法第5条)と通報義務(法第21条)があります。
しかし実際に、迅速に判断し行動に移せるものでしょうか。
「虐待」や「通報」という言葉は重く、私達にも心理的葛藤が生まれます。
ならば「不適切な状態」と「相談」という言葉に置き換えてはどうか、
というアイディアが出ました。そうすると、随分と話しやすくなります。
日頃からご本人の権利が侵害されるような不適切な状態がないか気をつけ、
同僚や上長と情報共有しておく事が、虐待の芽を摘み発展させない事に
繋がると思いました。