施設通信
居宅介護支援事業所
感染症予防、及び蔓延防止研修
2025-12-10

12月になりました。先月、インフルエンザの予防接種を受けました。
気持ちを引き締めて、今月は結核と感染症の基礎知識を学びます。
外部研修に参加したケアマネジャーの研修報告会でもあります。

毎年、感染経路と基本的な予防対策、正しい手洗いの方法を確認します。
加えて今年は、手指のアルコール消毒を実施。正しい手指消毒には
ペットボトルのキャップ半分くらいの量(約3ml)のアルコールが必要です。
それは両手がビシャビシャになって、アルコールがこぼれるくらいの量でした。

そして結核。結核は空気感染です。症状は長引く風邪のようです。
咳や痰が2週間以上続き、発熱・食欲不振・体重低下がある場合は
結核も疑い、受診が必要です。しかし結核の感染を調べる血液検査は、
感染後2ヶ月経過しないと正確な結果が出ないと、初めて知りました。
周囲に感染させる恐れがない場合は、入院せず内服治療になりますが
半年以上に渡って毎日薬を飲み続けなければなりません。
患者が要介護者の場合、飲み忘れがないようにケアマネジャーが
サービス調整をする必要も出て来ると、研修は締め括られました。
今年も後わずか。皆で感染症を予防し、良い年末年始を迎えましょう!

