施設通信
府中市地域包括支援センター安立園
令和5年度 包括ケア会議の様子📖📝🍀
2024-01-26
『身寄り問題を学び地域で考える』をテーマに包括ケア会議を開催しました。(2024.1.23)
◇講師 司法書士・行政書士 鈴木敏起先生(司法書士法人 燦リーガル事務所)
参加者(26名):ケアマネジャー、民生委員、自治会、シニアクラブ、地域の方など
🍀身寄り問題とは🍀
単身高齢者が、
人生の後半において、
頼れる親族がいないと、様々な困難に直面する
👉これを、身寄り問題と呼び、大きな社会問題となっている。
🍀頼れる親族がいないときの問題🍀
①身元保証
入院する時、施設を入所するとき、新しく住居を借りる時に求められる
②生活支援・財産管理
何の準備もしないまま急な入院になった場合などは、必要な物を持ってきたり、支払いをしたりする人がいない
③死後事務
本人が亡くなった後、誰が遺体を引き取り葬儀を行うのか、残った支払いや家財道具の処分はどうするのか
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★身元保証、生活支援、財産管理、死後事務★
どれもかつては家族が当たり前に行ってきたこと
しかし、核家族化が進み頼れる親族がいない人が増えた
それにもかかわらず
社会の仕組みは、家族により支援を当てにして成り立っている
そのため、様々なひずみが生じている
(参考:昭島市社会福祉協議会だより「ふれあい」第229号より)
参加者の方々も熱心に聞かれ、質問もあり、とても有意義な時間でした。
「まだ私は大丈夫…」と先送りせず、
「元気なうちに、体力・気力があるうちに準備することが大事‼」と言うことが学べました🍀