施設通信
居宅介護支援事業所
困難ケースをチームケアで考える。
2024-07-09
今回の事例は第2号被保険者(40歳以上65歳未満)かつ障がいもある方です。
日常生活上の問題は多岐にわたり、関わる専門職も様々、事例提供者と司会者が
入念に打ち合わせをします。
その方の生活歴や病歴、現在利用しているサービス等、事例提供者の説明を聞きながら
メモを取ります。
ご本人が希望する生活も、高齢者とはまた違ったこだわりがあり、
必ずしもケアマネジャーが良かれと思う事と一致しません。
質疑応答もいつもより多様になりました。
コミュニケーション方法、ご家族や関わる専門職との関係性、ご本人の趣味や楽しみ、
今ある課題をご本人はどのように捉えているか。
ご本人の年齢が私達と近いので、いつもと違ったアイディアも出ます。
こんな情報を収集してはどうか、ご本人の好きな事や趣味の話から始めたら、
心を開いてくれるのではないか。
一人で考えると行き詰まってしまう事がありますが、皆で考えれば何らかの
新たな気づきが必ずあります。それがチームケアの良いところです。