安立園特別養護老人ホームは、介護を必要とする高齢者の方々の入居施設として、平成6年に開設しました。以来、時代の変化に適応しながら、安心と生きがいのある質の高い介護サービスを提供しています。
併設の「短期入所生活介護事業所」ではショートステイサービス(短期入所)を行い、連携をとりながら介護サービス、機能訓練、健康管理に努めるとともに、生活相談にも応じています。
- 多職種連携とチームアプローチ 当施設では7つの行動基準を徹底しています。決して一人で悩まず、職員が互いに連携し、チーム力強化に励んでいる職場です。ご利用者が心身ともに健やかな生活を送ることができるようにサービスを提供しています。
- 天寿のお見送り 当施設では、ご利用者が尊厳ある自然な最期を迎えられるよう、看取り介護の取り組みを行っています。住み慣れた園で穏やかに天寿を全うされたご利用者を玄関からお見送りします。
- チューター制度の導入 新人職員に先輩職員がつき、具体的な業務はもちろん、不安なことがあれば相談役にまわります。初めてでも安心して仕事ができる環境です。チューターを任された職員は、新人職員を教えることにより、自分の介護への意識や技術を見直すことができます。
- 理学療法士による指導(リック訪問看護・糟谷理学療法士) ご利用者の生活に寄り添ったリハビリや、身体状況に合わせた車椅子、福祉用具の選定の指導を受けています。ベッド上での体の向きや位置調整の指導を受け、安楽な姿勢で過ごせる環境作りを行っています。また、介護職員の負担軽減のため、介助方法の検討や指導も行ってもらっています。
- 介護職員の研修の充実 吸引研修やトランス研修など、介護キャリアアップ研修の開催実績があります。働きながら、より良い介護を実践するためのノウハウを吸収可能です。現在18名の介護職員がたん吸引の従事者となりました。
- 次世代介護機器の導入「Hug」 ベッドから車椅子、車椅子からお手洗いといった座位間の移乗動作や、脱衣所での立位保持をサポートするロボットです。抱え上げない介護で腰痛を軽減し、今まで二人介助で行っていた介助が女性スタッフ一人で気軽に扱えます。
- リフトの導入 ベッドから車椅子、車椅子からベッドといった移乗動作をサポートするロボットです。ベッドからすぐの距離でもスタッフの負担がなく安全に着座することができます。
- 彩り鮮やかな美味しい食事 施設内厨房にて心を込めて調理させて頂いております。咀嚼や嚥下状態に合わせた食事形態の工夫や、ご利用者の希望に沿った献立を提供しています。季節の行事には「行事食」をご用意しており、お好みの食事ができる「お楽しみ食」も提供しています。
- 選べる4タイプの入浴 一般的な個浴(家庭浴)のほかに、座ったまま広々した浴槽でゆったり入浴できるものや、寝たままの姿勢でゆっくりと安心して入浴できるものがあります。ご利用者に心身ともに安らぐ時間を提供できるよう環境作りを行っています。毎月入浴剤や季節に合わせた菖蒲湯やゆず湯、初湯なども行っています。
(短期入所生活介護)
短期的・一時的に又は定期的にご利用いただける介護サービスです。健康管理、入浴や排泄介助、レクリエーションなどを行っています。
ご家族不在時や、ご家族のレスパイト・リフレッシュなどの際にご利用ください。また要支援や独居生活の方にもご利用いただけます。1泊から週単位で、または毎週決まった曜日に等、ニーズに合わせて柔軟に対応しておりますのでご相談ください。
特別養護老人ホームと同じフロアにあり、連携を取りながらサービスを提供します。
原則として府中市に在住の方が対象です。まずはお気軽にご連絡下さい。担当ケアマネージャー、施設担当職員で面接、契約をしてからのご利用開始となります。
ショートステイ11月の茶話会、お茶菓子はモンブランでした! みんなで美味しいケーキを食べた後はレクリエーションをしました。今回はタオルを使ってボールリレーも行いました。いい運動になったかな?
ショートステイ部内研修を行いました。 今回は『帯状疱疹と蜂窩織炎(ほうかしきえん)』でした。どちらも似たような皮膚疾患ですが、違いを学ぶことが出来ました。帯状疱疹はその名の通り帯状に湿疹ができる事、蜂窩織炎は蜂の巣のような湿疹ができる事でこの名がついているとか。どちらも早期発見が大事で、早めに治療することで長引かないと…
1. 利用者の意思、人格、自由を尊重します。
2. 利用者の支援を家族と共に行い、家族の負担の軽減を目指します。
3. 地域のニーズに応え、地域の拠点としての機能を果たします。
4. 法人全職員が協力、協同し事業を推進します。
5. 経営の継続的安定、時代の環境の変化にも柔軟に対応できる組織体制の構築に努めます。
6. 法令順守・コンプライアンスの強化に取り組みます。
安立園特別養護老人ホームのある場所は、大正15年10月、教誨師(浄土真宗僧侶)武田え宏氏が、行き場のない刑余者のための自立施設として、寄付をつのり晴見町に3000坪土地購入したことに始まります。
その目指すところは 『新・介護福祉士養成講座3『介護の基本Ⅰ(第1章:自立に向けた介護とは)』に私たちの考えを端的に表した文章がありましたので、引用します。
全ての人(利用者・家族・職員・関係者)が心安らかに生活し、天から与えられた使命がまっとうできるように。 病気、障害、認知症により失なってしまったその人らしい生活を職員のサポートによって取り戻し、その人の意志で作 り直せるように。
そのことで、「自立支援」と「自由・自己選択」でこそ生きている実感を持つことができるように。
例えば「清潔の保持」。職員がただ『口腔内の汚れを落とす』のでなく、『その人が自力で口腔ケアができる、自分の力できれいにする』ためにサポートします。自力でできる能力を持っているのに介助をしてしまうことは、「口腔清掃」ではあっても「介護」ではないと思っているからです。
人生の最期にたどり着き、体が動かなくなり、終末期を迎えても、その人らしさを守ります。最期まで「お風呂好きには入浴介助」を、「お散歩好きには外気浴」をサポートし続けます。
安立園特別養護老人ホーム職員にとって「生活の主人公は、ご本人です」と思う大切な心構えとして、これらのことを守っています。
特に不安や困ったことはありませんでした。安立園に入る前にいたグループホームで早めに入所申し込みをすることを勧められて、知り合いの施設にも申し込んでいましたが、ここが早く決まって、良かったと思いました。
看取り学習会等やってくれて、参加できて良かったです。本人は生花クラブにも参加して、お花が好きだったので良かったです。忙しい中色々とやってもらってありがたかったです。
特にないです。皆さんよくやってくださっていました。
本人が以前から延命はしないと希望していたので看取りと決めていました。認知症になった初めの頃に母が言い出して、カウンセラーの方にリビングウィルを聞き取ってもらっていました。入所する時にここで看取りをしてもらえるのが良かったと思いました。
本人の延命をしないという希望通りにできました。最期は私を一緒に連れて行こうとしてるんじゃないかと感じましたが、ひ孫たちにも会わせてもらって、こんなに小さい子たちがいるんじゃ連れていけないと思って一人で逝ってくれたように思いました。さみしいという気持ちはなくて、大往生だったと思います。
年間行事 四季折々に合わせて季節感を味わっていただけるよう、様々な行事を催しております。 | |
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1月 | 新年祝賀会
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2月 | 節分会・お楽しみ食
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3月 | ひな祭り
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4月 | お花見会・花まつり
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5月 | 節句会・菖蒲湯
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6月 | お楽しみ食
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7月 | 七夕まつり・花火鑑賞会
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8月 | 盆踊り大会・お楽しみ食
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9月 | 敬老会、お月見
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10月 | |
11月 | お楽しみ会
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12月 | 年忘れ会・ゆず湯
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一日の流れ ゆとりある時間のなかで、穏やかに安心して暮らしていただけるよう勤めています。 | |
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・起床 | |
8:00 | 朝食 |
10:00 | お茶の時間(水分補給)、入浴、機能訓練(個別リハビリ)など |
12:00 | 昼食 |
15:00 | お茶の時間(水分補給)、入浴、クラブ活動など |
18:00 | 夕食 |
21:00 | 消灯 |
電話:042-367-6511(代表) ファックス:042-367-6514