施設通信
特別養護老人ホーム
未経験からの介護の一歩
2025-03-23
令和6年6月に入職し、7カ月が過ぎました。
大学を卒業後、28年勤務したスポーツ用品メーカーの営業職から初めての異業種からの転職。
未経験で介護の世界に飛び込みました。
高校時代に認知症の祖母と同居し、近年、実父と義父を看取りましたが直接的に介護をした経験はありませんでした。
福祉の仕事に就くきっかけは自閉症の息子の存在が大きいです。
幼少期から様々な福祉関係者に大変お世話になり、息子も家族も救われてきました。
50歳の節目で自分の人生を考えた時、救われた御恩をお返しし、より人に携わり、
人に喜んでもらえる介護の仕事をしてみたいと考えました。
最初の1カ月は本当に何も分からず、初めての事ばかりで戸惑いました。
7月には「介護初任者研修」を受講し、介護の基本を学びながら利用者の状態、
仕事の内容を覚えていきましたが、数か月間は体力的にとても厳しかったです。
介護技術が不足しており、腰痛で痛み止めも服用しました。介護の現場は想像より大変なものでした。
しかし、その反面、ご利用者みなさんの笑顔や元気さに力をもらい、
同僚職員からは、多くの親切なアドバイスを貰いました。介護の仕事は自分の性格に合っており
充実したやりがいある仕事をしていると実感しています。
安立園には独特なカラーがあります。
慌ただしい時間が多いですが、他の施設の見学では感じられなかった
アットホームな雰囲気と優しい職員の皆さん、そしてご利用者の笑顔です。
素晴らしい「ひと」が安立園を作っています。
この職場でこの仕事に就く事が出来てとても感謝しています。
まだまだ最初の一歩を踏み出したばかりですが、日々勉強し、
自分自身が豊かな気持ちになれる様、努めていきます。
今後とも宜しくお願い致します。 syoji